日本けん玉協会の『当社品TK16マスター』製造終了連絡について

2017-03-01

日本けん玉協会の『当社品TK16マスター』製造終了連絡について

         タミワ玩具株式会社代表取締役社長  民輪正秀

 

日本けん玉協会(以下協会)の「事務局からのおしらせ」に、下記の通告が出されていることはご存知かと思います。

 

 

  TK16マスターの製造終了について

昨年末にけん玉通信及びホームページに TK16マスターの非正規品が出回っていること、並びに正規品への交換を実施していることをお伝えしておりました。その後、発売元であるエイチアルファ、製造元であるタミワ玩具と非正規品の回収と問題の改善を進める努力を続けてまいりましたが、双方の問題に対する認識を合わせることができず、この度、認証けん玉の認定契約を解除することになりましたので、皆様にご連絡いたします。

これによりTK16マスターの製造販売は終了することになりますが、日本けん玉協会では新しい製造業者の認定を含め、競技用けん玉の供給が途絶えないよう最大限の努力をして参ります 以下省略

 

 

■事前の連絡もなく、一方的になされた通告

会員の皆様への上記の通告は、その内容の一方の当事者である当社に事前連絡も相談もなく、一方的になされたものです。本日(1月21日現在)においても何の連絡通知もないままです。

2015年3月~2015年9月までに当社の委託工場で生産したもののうち、色落ちが疑われるもの、けんのアールの一部が規格より太くなったものが見つかり、当社は、その期間に出荷した商品のうち、疑いのあるものについて誠意をもって回収・取替をしてまいりました。しかし上記の文面では、「タミワ玩具のTK16マスターすべてが不良品」との誤解を生み、17年以上、正規品である当社TK16マスタ―をご愛顧いただいた皆様にご迷惑と誤解が生まれると危惧し、取り急ぎユーザーの皆様にお伝えするものです。

 

■TK16マスターは当社が長年育ててきたブランドです。

上記の文面では「製造販売を中止」と書かれています。協会には「認定取り消しの権限」はあっても、「製造販売に関する権限」は有しておりません。推測するに、協会は「認定したTK16マスターは認定品であるかぎり、製造者の生殺与奪権を持っている」と認識しているのでしょうか。さらに、協会認定を取り消すのなら、取り消しに至った経緯や今後の対策についても当然、表明してしかるべきだと思います。

 

■協会には、一方的に「製造終了」を表明する権利はありません。

これまで、協会認定品の約6割の供給をしてきたにもかかわらず、当社に事前連絡も相談もなく、協会員向けの文面には今後の対策も、タミワ玩具による事態収拾努力についても一行も書かれていません。

公益社団法人という公の立場でありながら、客観的に誰もが納得・理解できる説明や理由も書かず、一方的に「製造終了」をうたう権利が、協会にはあるのでしょうか。

一方的な通達文面によって、当社の名誉は大きく傷つけられ、販売先である流通業者、小売店さまからも不信感を持たれ、けん玉以外の売り上げにも悪影響を受けています。

 

■早期に正規品を供給しようと、努力を重ねてきました。

問題が発生して以来、規格外品の回収を始めましたが、1年以上、一切の認定シールの配布を止められました。しかし、何とか早期に正規品を供給しようと努力を重ね、協会の専務理事・顧問弁護士より出された和解案に同意して、誠意を持って事態の収拾を模索してきました。しかし後日、『特定の理事が反対している』『民輪は許せない』『今後、民輪の息のかかった会社とは一切取引しない』などと感情的な暴言を吐かれ、和解に至りませんでした。

 

いまだ交渉中に、新認定会社社長が、当社の委託工場を訪問

いまだ和解の交渉中の2016年11月には、新しい認定会社の社長が当社の委託工場を訪問し、さらにタミワ玩具に代わって新認定会社となった旨を伝えてきました。

通常は、正規品に近い商品を持ち込んでも、1年余りは推奨期間を置き、その後、永続的安定的に供給可能と判断した上で、初めて認定されるものと承知しています。

これまで、けん玉の生産工場も持たない会社が、なぜ即座(現段階では2ヶ月経過)に選定されたのでしょうか。その経緯は非常に不可解です。

新認定会社は、タミワ玩具が17年にわたって指導し育て、二人三脚で歩んできた工場に対し、タミワ玩具の許可や同意もなく、けん玉を仕入し、協会はその会社を認定し、新しい認定けん玉を販売する準備を進めているとの情報も入っています。考えたくないことですが、公益社団法人けん玉協会と新認定会社の間には、何らかの確約があり、こうした商道徳にももとる行為を進めていたとしか考えられません。

 

当社は、この事実を公表し、真実を追求します。

当社は今後、公正取引委員会に訴え、真実を追求する準備をしています。

長年、当社のTK16マスタ―をご愛顧いただいた皆様には、協会認定を外されたことによりご迷惑をかけたこと、かえすがえす申し訳なく思っています。しかし、今後とも、TK16マスターと同品質、さらにそれ以上の商品を製造販売するつもりで取り組んでまいります。今後ともご理解ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

なお、今後、こうした結果に至った経緯、公正取引委員会への提訴などを公表してまいります。

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